自分が介護される機会は貴重です

実習は介護される気持ち・不便さを体感できる機会

ホームヘルパー2級のスクーリングでは、毎回、「座学」と「実際に体験して学ぶ実習形式」を共に学びました。
座学では主にテキストを利用して高齢者の心理や医学的な面、介護の仕方などを講師の話を聞きながら頭で勉強しました。

 

そのあと実際に福祉用具を使いながら体験をしました。

 

実習で体感した「不便さ」

毎回、「介護する人・される人」の両方を他の生徒と交代でやったので、介護される立場が少しだけわかったように思えました。
介護する側は相手のことをいくら勉強しても、頭で考えても、やはり本当の不便さや求めていることはわからないと思うのです。

 

少しでも体感できるとしたら、やはり実習で体験することで、よりよい介護ができるようになるのだと思います。

 

少し余談になりますが、ヘルパーとして働き始めてから私的な理由でケガをし、入院生活を送りました。
その時に、ベッドでの生活や車いす、松葉杖といった普段は体験できない不便な想いをしました。

 

そして、そのケガをきったけに自分がどのようにしたらご利用者様に満足していただける介護ができるのかを改めて考える機会となりました。

 

余談は、このくらいにして、
不便な実習体験の中では、アイマスクをして食事をしたり、紙オムツを(水で濡らして)あててみたり、気持ちの悪い体験なども合わせてやらせてもらいました。

 

車椅子

車椅子は想像以上に怖い乗り物という印象を受けました。
教室を出て少しだけ外を歩いたのですが、「段差をどうするか?」など素人の私たちにはどうしてよいかわからないことばかりでした。

 

車椅子にも乗ってみる

 

車椅子に座っている介護される側の人に一旦車椅子から降りてもらったり、段差は車椅子を持ち上げたり、本当の現場では絶対にしないような間違えた行為ばかりしてしまいました。

 

下り坂は少しの傾斜でも前向きは怖いということも、自分が実際に体験してみてわかりました。

 

現場で働くようになってからも、うっかりするということもなく、後ろ向きで下がれるようにできているのは実習のおかげだと思います。

 

その他

ベットのシーツ交換や、食事介助、移乗なども練習しました。
どれも始めてのことで、講師の先生の仰ることを一字一句聞き逃すことのないようにしないと!という気持ちで毎回のスクーリングに参加しました。

 

人間は、
食事ができなければ人間は生命活動を維持できません。
それなのに飲み込みが上手くできない利用者もいます。
どのようにして食事の支援をすればよいのでしょう。

 

排泄の失敗は利用者の尊厳を著しく傷つけます。
どのように排泄の支援をすればよいのでしょう。

 

高齢者の事故の大半は入浴時と言われています。
どのように入浴の支援をすればよいのでしょう。

 

整容は利用者の生活の質と大いに関係があります。
どのように整容の支援をすればよいのでしょう。

 

こういったことは具体的に実技を通じて学べました。
それらが今の仕事に生きています。