ホームヘルパー2級の施設実習

仲間と頑張った施設実習

通信講座とスクーリングが終わると、いよいよ施設実習です。
実習先の施設と日程はスクールから指定されました。

 

4日間連続で行われる予定で、どうしても都合がつかない場合は申し出れば変更は可能です。

 

一緒に実習に行くことになったメンバーは、

  • 専業主婦
  • 身体障害者福祉施設に勤めている方
  • 会社員

の4名でした。

 

専業主婦の方と福祉施設に勤めている方は、平日の連続した4日間の施設実習は問題なく参加できました。
当時、私は一般企業にフルタイム勤務していたので、平日4日間も休めないと思い悩みました。

 

もともとヘルパー2級を取得しようと資料請求をした時は、実習は5日連続とは聞いていませんでした。
「施設と在宅の実習とで3日と1日のように分割もできるし振り替えも可能」と聞いていたので、大丈夫と判断して申し込みしたからです。

 

少し話が違うと思いつつも、ここまで頑張ったんだし、と思いきって上司に相談したのです。
介護の必要な祖母と同居していたのもあり「いま介護の勉強をしているのですが〜」と話を切り出し、「資格を取得するためには実習に行かなくてはならなくて・・・」と話を進めたところ、上司は『夏休みとして休暇を取得して頑張っておいで』と背中を押してくれたのです。

 

ちょうど実習は7月の末辺りでしたので、職場の同僚に理由を話す必要はない。
夏休みを取るとだけ話せばいいと上司が仰って下さり、その通りにさせてもらいました。

 

実習先へは受講生の車で移動

実習先は交通の便が不便な場所だったので、1人の人が車を出してくれるという話に決まり、各自、待ち合わせ場所まで行き、そこからは代表者の車と運転で実習先の施設へ向かいました。

 

施設では「デイサービス」と「入所者の介護」と日によって担当が分かれました。
在宅もヘルパーさんに同行させてもらい実習を受けました。

 

帰りの車は仲間で色々な話をして、朝はまたやる気に満ちた状態で向かいました。
始めてのことの連続で大変なこともありましたが、仲間がいたから乗り越えられたし、一緒に乗り越えた仲間だから、取得後約10年経った現在も連絡を取り合っているのです。

 

ヘルパーを取ることで資格だけでなく、かけがえのない仲間もできて貴重な時間となりました。

 

施設にて行ったこと

施設ではデイサービスで、ご利用者様と一緒にレクレーションや、お食事の配膳、帰る時にはお見送りの手伝いなどを行いました。

 

施設実習で行ったこと

 

3日間という短い期間でしたが、自分の顔を覚えて下さったご利用者様もいらして、いろいろな方とたくさんのお話ができたことが今でも思い出となっています。

 

入居者様の介護もやらせていただきました。シーツ交換は居室の掃除を主に行いました。
実際の介助についてはあまり行いませんでした。

 

入浴介助では、お風呂の外と中で分担し、私は外の担当でしたので、髪を乾かしたりということをやらせていただきました。

 

また機械浴の方の手伝いもさせていただきました。
手伝いというより見学に近かったと思いますが、入浴という大事なことですので、やはり生命に関わることは、実習レベルではそこまで仕事させてくれないのが当然です。

 

認知症の方もいまして、私を娘さんと思われていたり、最初はとまどいましたが、少しすると慣れてきましたし、ご利用者様に合わせてお話することもできるようになってきました。

 

在宅(訪問介護)にて

買い物と調理の訪問に同行させていただきました。
主に生活支援で入っているご利用者様で、とても穏やかな優しい方で、実習生の同行を快く受け入れてくださいました。

 

しかし、買い物を頼むけれど、お金をなかなか渡してくれないというヘルパーさんの話に、「現実は難しいんだなぁ」と思いました。

 

私がヘルパーとして働いている事業所は買い物はお金を先にお預かりし、その中で買い物をするという仕組みなので、金銭トラブルは起きたことがありません。

 

また実習で、決められた時間内に買い物と調理という厳しい現実を目の当たりにしました。

 

食事に関して、『お任せ』という場合、その方の好みに合わせつつ、栄養バランスも考え、費用も抑え、次のヘルパーさんに残った材料を使ってもらえるようなものにするという、難しいことを短時間で考えて行わなくてはならないということを学び、これはベテラン主婦でないと難しいなあと思いました。

 

働き始めてから改めて思ったこと

訪問介護事業所で働き始めて、身体と生活どちらもやらせていただきましたが、調理や掃除は相手の大切にするポイントがわからないと難しいということを切に感じました。

 

介護で双方気持ちよく働く為には、ご利用者様とのコミュニケーションがなによりも大切です。