実技講習で学んだ高齢者の考え方

高齢者の気持ちがわかる実技講習

ホームヘルパー2級のときは、まだ集団講義の方が多かったのですが、新しい制度では受講時間が圧倒的に増えている実技講習
このページでは、私がその当時実技講習で学んだ内容について紹介したいと思います!

 

実技講習の詳細

 

初任者研修の実技講習とは?

机に向かって話を聞くだけの集団講義グループワークとは違って、実技講習では実際に身体を使って学びます。
グループ内で高齢者役とヘルパー役に分かれてお互いに技術の訓練をし合います。

 

実際に自分たちが演じて「介助をしてみる・されてみる体験」というのは、今思い出すとなんだか照れくささもありました。
でも実際に高齢者役も体験することで、高齢者の気持ちを少しだけでも理解できた気がします。

 

そして習った技術のどれもが明日からでも使えるような超実践的な内容になっています。

 

具体的には、

  • おむつの交換の仕方
  • 麻痺がある人の着替え
  • 食事・歯磨き介助

など本当に様々な内容、高齢者や障害者の衣・食・住、全てに関する技術がつまっています。

 

でもこれってよく考えると当たり前ですよね、高齢者だって朝起きてから寝るまで生活をしているのですから。
その生活の中で、老化や障害によって出来なくなった部分のお手伝いをするのがヘルパーのお仕事なのです。

 

日常生活の全てをサポートできるようにしなくてはいけませんよね。

 

より高齢者の気持ちを実感するために

でも実際に身体に不調がない状態ではなかなか高齢者の気持ちって理解できませんよね。
そこで技術講習の中で用いられているのが、関節の動きを制限する特殊な器具なんです。

 

これを自分の身体に装着すると、片足が動かなくなったり、腰が曲がった状態のままになったり、目が見えにくい状態になったり、と麻痺の人や高齢者の気持ちを体感することができるのです。

 

今までただ関節が動かないだけで・・・、
と簡単に考えていましたがこの器具を用いた技術講習をした際には高齢者や障害者の苦労を理解することができました。

 

自分の身体が思い通りに動かないことが、こんなにも、もどかしいとは思いませんでした。
これはその後の介護士として仕事をする上で、本当に貴重な経験になっています。

 

自分が不自由になった体験がなければ、もっと一人よがりな介護になっていたかもしれないですし、慣れた頃にきっと怠慢になっていたと思いますから。