特養で初任者研修の実習を行いました

特別養護老人ホームでの実習体験

介護職員初任者研修では、施設等での実習は必須ではなくなりましがた、スクールによっては任意で行えるそうです。

 

ですが、ヘルパーとして就職する前に、生徒として施設を見てみたい、そんな方もおられるかもしれませんし、その後に就職を控えているなら少しでも経験値を積むために受講しておくべきだと私は思います。

 

なので、ここでは私が実習で2日間お世話になった特別養護老人ホームのお話を紹介したいと思います。

 

特養で実習

 

積極的に指示をもらう

実習前の注意点として講師の方々が言われるのは、絶対に勝手な判断と行動をしないようにとのことです。
実習先で出会う利用者様の情報は、実習生には細かく伝えられないため、利用者様を実習生が介助すること自体が不適切となってしまいます。

 

そこで、実習生でも出来ることを指示する人が実習担当スタッフです。
こちらの方に指示を仰ぎ実習を進めていくのですが、積極的に指示をもらいに行きましょう。

 

実習姿勢によっては、指示される作業の範囲も広がるはずです。

 

授業内容との違いを観察・考察

要介護度が高い方々にとって、食事の時間は楽しみでもありますが危険でもあります。
食事の際に誤嚥が生じた場合、呼吸困難になることや肺炎を引き起こす原因ともなりかねないからです。

 

こうした理由から授業では、食事中はしゃべらないようにと教えられるかと思います。
しかし、実習先では皆さん積極的に会話をされていました。

 

心情としては黙って食事よりはいいと思っても、仕事としては誤嚥のリスクを軽んじているのではと思うかもしれません。
ここで、授業内容との違いが生じた理由と背景を観察し考察してみることがいいと思います。

 

私の場合は、リスクを軽んじているのではなく対策がとられているのではと考えました。
そして観察すると、むせている人のところには即対応に当たるスタッフの姿が見られました。

 

利用者様にとっての楽しい食事時間を支える対応が出来ていれば、授業内容と異なってもそれは間違いではないと考察しました。

 

上手くいかなくてもコミュニケーションは大事

実習スタッフからの指示で多いのが、利用者様とお話していてというものです。
恐らくですが、一番困る指示ではないでしょうか。

 

初対面であり、相手の情報は前述にもあるように私たちは知りません。
しかも、会話を始めれば相手の認知症度合によっては話が成立しないこともしばしばです。

 

時には嫌がられたり、文句を言われることもあるかもしれません。
しかし、めげずに色々な方とお話してください。

 

利用者様の中には、話したくて仕方がない方もおられます。
そうした方を見抜きながら会話を成立させていくことは、コミュニケーション力を向上させる訓練になります。

 

精神的にかなりハードなものではありますが、体験して良かったと思います。
就業先が決まる前に色々な施設を見て回るチャンスをもつことは、今後の就職活動にとっても有益ではないかと思います。