転職の決断は総合的に行いましょう!

転職に必要なのは勇気よりも覚悟と決断力

転職を考える時に、介護業界に限らず、どの業界であっても共通するのは「人それぞれ事情が違う」ことだと思います。

  • 給与
  • 待遇
  • 人間関係

などに不満を持つ人もいれば、自身の環境の変化によって、転職せざる負えない場合もあります。

 

ですが、どのような事情があれど、転職には「勇気」が必要です。
慣れ親しんだ職場を離れて、新天地へ移るのですから、期待も大きい反面で同等の不安も付いて回るからです。

 

その不安を払拭するだけの勇気が必要になるのです。
ですが、私はそれだけでは足りないと思います。

 

さらに必要になってくるのが「覚悟」と「決断力」だと思います。

 

介護転職には覚悟を持って

 

覚悟

介護業界では、自分が担当していた「利用者」と離れるわけですから、その寂しさや名残惜しさに加えて、後ろめたさみたいな物も抱えることになります。

 

また、何より介護業界というのは思っている以上に「狭い」のです。
どこかの施設でトラブルや不義理を起こしてしまい、その噂が広まってしまったら、新たな転職先を見つけるのが難しくなるかもしれません。

 

トラブルは、

  • 新たな職場
  • 新たな人間関係

の元で起こりがちです。
なので、そういった意味では、一般企業の転職より、介護業界での転職はリスクが大きいと言えるかもしれません。

 

それゆえに、必要なのが「覚悟」だと、私は思うのです。
新しい職場で骨を埋めるくらいの不退転の覚悟を持って、転職に臨むべきだと思っています。

 

決断力

  • 転職によって得られるモノ
  • 失ってしまうモノ

それらを天秤にかけた時に、将来的に見えてくるモノで転職を決断しましょう。

 

例えば、「転職先の方が給与が良い」というのは、得られるモノですよね。

 

給与面という点は、最も多くの人が考える「転職の理由」だと思うので、現在の職場よりも給与がいいのであれば、思い切って「転職」するのもアリだと思います。

 

ですが、給与は上がっても、失う物が大きい場合、

  • 休みが少なくなる
  • 勤務時間が長くなる
  • 通勤時間が長くなる
  • 人間関係が悪い

などの事情があれば、それは「失ってしまうモノ」であって、躊躇してまうこともあるかと思います。

 

転職しないことも決断の一つ

 

やはり、これらを天秤にかけた上で、ある程度の妥協を行い、最後は決断することが必要になります。

 

決断をサポートしてくれる情報の絞り込み方

情報収集の為に、各ツールを利用して、あちこち検索するのは大事ですが、あまり深追いすると、良さそうなところが、どんどん出てきて増える一方です。

 

また、複数の求人サイトで同じところが出てきたり、同じサイト内で違う派遣会社が同じ案件を出していたりもしますので厄介なんですよね。

 

ですが、介護業界では「数うち当たる」は、必要はありません。 
より、自分の希望に見合ったところを厳選して見つけられるかが勝負です。

 

そこで決断を簡単にする為に転職先を絞り込む必要があるわけですが、情報収集の段階で、

  • 給与
  • 待遇
  • 通勤経路

等を吟味して、絞込むと選択肢が少なくなって、決断が簡単になります。

 

だからと言って、安易な考えでは当然いけませんので、「自信を持つ」よりも「自分を知る」ことを大事にして、自分だけの絞り込み条件を設定していきましょう!

 

決断はタイミングにも影響する

転職は「タイミング」も非常に重要だと言われています。
もしかしたら、この段階で踏み切れなければ、2度と狙っている転職先の公募はないかもしれません。

 

たった一度のタイミングを逃すだけで、

  • 前職を退職できる機会
  • 得られるかもしれない給与アップの可能性

など多くの「チャンス」逃してしまう事にもなるわけです。

 

これが、決断を先延ばしにしてタイミングを逃すリスクなのです。

 

踏みとどまることも大事

とは言え、無茶な決断は人生のプランも狂わしかねません。
あくまで、「転職によって失うモノ」が、自分にとって妥協できる許容範囲でなければ、それは間違った決断になってしまうのです。

 

どんなに些細と思える事でも、例えば、

  • 新しい人間関系を構築する自信がない
  • 職場が遠くなると育児に影響が出る

など、それぞれに抱えた事情等がある場合には、私は踏み止まった方がいいと思います。
まだ、現在の職場で、頑張る方が自信のためにもなると思います。

 

転職は上記のようなことを複雑に考えあわせて、それでも得られるモノが多いと思えれば、勇気と覚悟を持って決断しましょう!

 

介護業界の現状を考えると決断しやすくなります!

昨今の介護業界の業界は、

  • 業界規模として7500億円
  • 過去5年間の伸び率で+9.9%

順調に成長している産業です。

 

就業者の事情は、

  • 介護業界就業人数約51000人
  • 平均年齢40.4歳
  • 平均勤続年数5.9年
  • 平均年収454万円

というデータがあります。

 

最近の募集チラシを見ると医療法人での介護施設職員の募集が増えてきています。
他にも現在進行系で数々の株式会社、医療法人等の団体が施設を立ち上げており、人材募集を始めるケースが目立ちます。

 

さらに2025年に向けて、団塊の世代が高齢者の仲間入りすることで、さらなる需要が見込め、業界も拡大していく見込みです。

 

介護人材の不足がますます深刻に

2〜3年前にある介護施設開設の権限のある公的機関の方と話をする機会があり、こんなことを言っておりました。

 

千葉県の話ですが、要介護の人数に対する介護施設・介護職員の割合が、全国的にかなり低い順位となっている為、千葉県への特養・介護施設の申請は、かなり緩い条件で認定されているとのことです。

 

そうしてまで「施設と施設従業員を増やさないと間に合わない…」とのことでした。

 

介護施設がどんどんできて、入居する人数が増えたとすると、今度は介護する人が不足する問題がますます深刻になります。
見方を変えると介護業界は、かなりの就職・転職で応募者に有利になるということです。

 

上記を介護業界に就職する為のチャンスと考えるか、日本の超高齢化社会を嘆くだけなのか?
この考え方の違いが大きく命運を分けると思います。